草津温泉

草津温泉イラスト

温泉といえば草津

あまりにメジャー過ぎて、ひとり気ままな旅を楽しみた人には敬遠されるかもしれないけれど、いや、草津温泉は別物なのよー。老若男女、お一人様でも団体様でも、引きこもりでも何でも、とにかく誰もが楽しめる一大パラダイスなのです。

そんな草津温泉の宿は、当然強気の料金設定で高値安定、土日祝はお一人様の宿泊は難しい。でも、車中泊なら割高な宿に泊まる必要もなく、土日でも気軽にプラっと行けちゃいます。高速料金も東京から比較的安いので、車中泊にはおすすめの場所です。

土日だけど混雑回避パターン

東京から土日に行く場合、土曜の関越下り線は早朝から渋滞なので、私はいつも土曜の昼過ぎにゆっくり出発します。所沢〜高坂SA辺りの渋滞もほぼ解消され、スムーズに行くことができます。

練馬ICから渋川伊香保ICまで1時間10分くらい。高速降りてから1時間半くらいで草津温泉です。私は途中にある道の駅「八ッ場ふるさと館」に寄って、果物を調達したりします。

夕方、草津温泉に到着したら、まずは大滝乃湯へ。温泉手形「ちょいな三湯めぐり」(1600円、有効期限ナシでお得)を買って、ついでにスマホの電子スタンプ(スタンプ5個で1回入浴無料)も押してもらって、入館。車中泊であれば、無料の共同浴場オンリーで安くあげることもできますが、私はゆったり楽しみたいので有料の施設を中心にひたすら温泉三昧です。

混雑タイムを微妙にずらそう

18時頃から周辺の宿の夕食タイムが始まるので、ちょうど空き始める時間帯です。ゆったり楽しめます。ひとり旅の場合は、混雑タイムを微妙にずらすのがコツ。ちょっと遅らせるだけで、土日でも静かになる時間があるのです。

夕飯は、館内の御食事処で食べる、入浴後に近所の「とり彦」で食べる、車中でお弁当を食べる、のどれかです。大滝乃湯に入る前に食べちゃって、ゆっくり温泉ということもあります。

車中泊場所は、道の駅「草津運動茶屋公園」。以前は天狗山第1駐車場(無料)に車中泊していたのですが、コロナ以降、夜は閉鎖中なので、今は道の駅「草津運動茶屋公園で泊まります。小さな道の駅で、以前はすぐ満車になってたけれど、最近は土日でも空いています。ちょっと暗い雰囲気だけど、向かい側に消防署があり、24時間体勢で見守ってくれるので、とても安心して眠ることができる場所です。ついでに朝は消防訓練のサイレンや音声テストが流れ、びっくりして起こされます(笑)。

西の河原露天風呂で朝湯

翌朝、ゆっくり車中で朝食をすませたら、今度は天狗山第1駐車場(無料)に移動して車を止め、朝の散歩をかねて「西の河原露天風呂」まで歩きます。朝の「西の河原湯」を堪能したら、温泉街まで、またプラプラ歩いて、次は共同浴場の「白旗の湯」へ。熱ーいお湯にサクッと入ります。

最後は「御座之湯」へ。木之湯と石乃湯があり、毎日男女入れ替え式です(私は木之湯が好み)。暗めのお風呂に静かに入ったら、大広間に上がってくつろぎます。窓から湯畑が一望でき、たくさんの観光客で賑わう姿をぼんやり眺めるのも楽しい。

東京からのバス1便目が到着する前に、「柏香亭」の舞茸天蕎麦(温)か、11「そば処わへい」でもりそば(冷)で早めにお昼ごはんをすませちゃいます。

で、12時過ぎには駐車場に戻り、渋滞が始まる前にさっさと帰ります。

これは欲張らずに、最短時間でサクッと楽しむ気軽な週末車中泊パターンですが、土曜もまるまる温泉三昧するパターンもあります。

前夜も車中泊して、土日をフルに楽しむパターン

金曜の夜に東京を出発します。家で夕飯を食べてお風呂も入って、あとは寝るだけ状態で、関越の三芳PAに向かいます。そしてここで車中泊。翌朝、渋滞が始まる前に出発します。このパターンだと渋滞を避けつつ、草津温泉には土曜の昼前に到着です。

草津に着いたら、無料の共同浴場「白旗の湯」にまずちゃぷんと入って、その後、東京からの高速バス到着前に蕎麦屋でランチ。食後の休憩も兼ねて御座乃湯→おやつを買い食い→西の河原露天風呂→夕飯。 翌朝、朝一で大滝乃湯に入館し堪能。昼前に草津を離れ、中之条草津線の途中にあるワイルドな蕎麦屋「そば処くれさか」で合盛り(二八と十割)+天ぷら(小)を食べて帰る、ってパターンが多いです。

いかがでしたか? 草津温泉はとっても懐の深い観光地なので、一人でも臆せず行ってみてください。食事処は蕎麦以外イマイチなので断食でもいいくらいだけど、強酸性の泉質でお肌ピカピカになるので、やめられません。是非、行ってみてくださいね。

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Posted by Norma