5 May. 2024
すっかり真夏の気分ですね。レディ・サヤドーの『ヴィパッサナーの手引き ⑨』をアップしました。最終回です。穢れ(欲・嫌悪・無知・慢心など、いわゆる煩悩ね)には、3つの段階(潜伏期間・心で思っている段階・実際に言葉や行動で悪行をする段階)があり、この穢れを断つ手段として、5つの方法をサヤドーが説明してくれます。そして最後に「ヴィパッサナー瞑想の実践」について語られていますが、サラッと短いです。重要なのは続けること、気づき続けることのようです。
次回から、レディー・サヤドーの「牛と酒の話」の翻訳がはじまります。牛肉をなぜ食べてはいけないのか? レディ・サヤドーの答えをお楽しみに。
瞑想でセルフケア
このサイトでは、ココロとカラダのセルフケアとして、「瞑想」を中心に紹介しています。瞑想は、いつでもどこでも1人で気軽にできるセルフケアです。しかも、心だけでなく身体も同時にケアできるのです。お金もかかりません。
穏やかに健やかに歳を重ねていくための「生きる技」として、瞑想を日々の暮らしに取り入れてみませんか?
身体は何からできている?
人体は、4つの元素「土(重さ)・水(まとまり)・火(熱)・風(動き)」からできている、と古代ギリシアの時代から言われています。この4つの物質が生じる原因は、「食物・環境・現在の心の反応・過去の心の反応」です。
いままでとらわれていた「ルールやロジック」から離れ、自分自身が宇宙のパーツの1つであることに意識を向けると、宇宙には今までとは違う生き方が、まだまだたくさんあるのです。それに気づくきっかけを与えてくれるのが、瞑想です。
風に乗る
220年続いた土の時代が終わり、2020年の冬至を境に風の時代が始まりました。
固定する物質である土の時代には「目に見える物質的な豊かさ」が求められましたが、自由な動きである風の時代は、「目に見えないものの価値が高まり」求められる時代です。精神・知性・情報・内なる世界の探究に興味が移り、風のように流動的で、自由な生き方をする人が増えてきます。
風は火をあおることも、コントロールして和らげることもできる要素です。「既存の世界観」に縛られずに「宇宙の流れ=自然の法則」に気づいて、自分自身のココロとカラダをセルフケアする力を身につけるのが、このサイトの目的です。