瞑想をはじめて、一番変わったことは、夕食を食べなくなったこと。以前は、夕食は1日の最大の楽しみでした。会社員時代は、アルコールも365日、毎晩の晩酌が何よりの楽しみで、飲みながら夕食を作り、飲み終わったところで、できあがった夕食をガッツリ食べる日々でした。が、今はアルコールもやめ、夕食もやめました。
だって、その方が楽なんだもん。
そうなんです。「夕食を食べない」って、いうとびっくりする人が多いけれど、実はとーっても楽なのです。夕食を何にするか考えなくていい、夕食の準備をしなくてもいい、食後の洗い物もない。夕方以降の時間がオールフリー、ゆったり過ごせるのです。
きっかけは2回目の瞑想コース参加
きっかけは、ヴィパッサナー瞑想10日間コースに参加したこと。2回目以降のコース参加者は、11時からの昼食が終わったら午後は一切食べません。水やお湯、ノンシュガーのお茶は飲めて、それにレモン汁を入れるのはOKですが、食べ物は一切なしです。
はじめは、「夕食が何よりの楽しみの私に、夕食なしなんてできるんだろうか」と、ものすごく不安でしたが、やってみれば全然平気。むしろ眠くならなくて、意識が常にしっかりクリアで、いい感じじゃないですかー。もう、いままで何やってたんだろ? ってなわけで開眼。
嬉々として夕食をやめました。
ウチはテレビもないので、そうなると夕方以降にやるのは、瞑想かお風呂かヨガか、こうして記事を書くくらい。ちょっとネットサーフィンやっちゃうのがよろしくないのだけれど、まあ、蛍光灯のようにテレビをつけているよりはマシということで、こちらもそのうちなんとかしましょう。
「不食の弁護士」秋山さん、という方がいて、彼はまったく食べないで生きている弁護士さんなのですが、「人間はプラーナ(愛のエネルギー)で生命を維持できる」として、不食を実践している方です。この方に以前お話を聞いたことがあります。とっても痩せているけど、バイタリティが体中にみなぎっていて、むしろ目はギラついているくらいです。その時に、「本当に全く食べないんですか?」と聞いたら、「時々、アイスクリームを食べます」との答えが……。その時は「なんでアイスクリーム ?」と思ったけど、今はよくわかります。
菜食にした上で夕食をやめると、時々カロリー不足になるようで、ちょっと鬱っぽくなることがあるのです。そんな時にアイスクリームを食べると、とっても効率よく元気復活するのです。量も少しでいいし、冷凍庫にストックできるし、添加物の入らないアイスクリーム であれば、生クリームと砂糖をベースに、卵黄なしもある。とっても便利な食べ物なのです。
てなわけで、生きるために3食も食べる必要はなく、私は口寂しいから2食にしてますが、1食でもいいかもしれません。なんなら食べなくてもいけそうな気もしています。お金もかからなくていいですよ。ぜひ、お試しください。
以上です。