ヴィーガン・バターを食べてみました。

オーガニック ヴィーガン・ブロック

ヴィーガン向けのバターの代わりになる「オーガニック ヴィーガン・ブロック」を試してみました。乳製品は一切不使用で、動物性の食材を使わずに作った、100%プラントベースのバター代用品です。

オーガニック・ヴィーガン・バター
原産国はデンマーク。オーガニックショップで640円(税込)くらい

デンマークの「NATURLI’」というメーカの商品で、有機豆やスパイスでおなじみのアリサン(埼玉県・日高市)が輸入しています。

見た目や味わいを一般的なバターに近づけたものですが、どうなのかな〜、と思いつつ試食してみました。

ヴィーガンのバター代用品
開封すると、とってもバターな見た目

見た目はバターそのものです。バターナイフを入れると、バターよりもちょっと軟らかい感じです(室温によると思います)。

これだけで食べると…、バターな感じはあまりしません。まあ、こんなもんだな、と思いつつ、パンに塗って食べると…。

パンは、阿里山カフェの近くにある薪窯のパン屋「イマココ」のオリーブオリーブ

あ〜ら、これはバターな感じ

パンに塗ると、私的にはとってもバターな感じがしました。発酵バターのような味わいはなく、さっぱりした普通のバターな感じですが、バターと言われて出されれば、バターだと思い込んで食べてしまうレベルだと思います。(あくまで主観)

ヴィーガン・バターは、何でできてる?

何を組み合わせれば、このようなバター風が表現できるものなのかと、感心しつつ原材料をチェックしてみると、

有機シアバター、有機ココナッツオイル、有機菜種油、食塩、有機アーモンドバター、有機キャロットジュース、有機レモンジュース / 乳化剤(ひまわりレシチン)、香料

なるほど〜、レモンの酸味で、ちょっと刺すようなバターっぽい刺激感を、出しているのですね。色はキャロットジュースかな? これだけのオーガニック材料を集めるのは大変だから、このヴィーガンブロックはアリですね。さすがアリサン、目の付けどころが確かです。

私はヴィーガンではないので、バターは食べますが、「あんまり身体にはよくないよな」と思いつつ、チビチビと塗っていたので、このヴィーガン・ブロックはバター代わりとして、なかなか気に入りました。

メーカーの説明によると、「バターコーンに、パスタに絡める、炒める、ソースに加える、野菜にかける」など、バターが必要な料理の代替品になるようです。なるほど、ホワイトソースをこれで作ってみようかな。

スプレッドタイプもあり

今回は購入しませんでしたが、同製品のスプレットタイプオーガニック ヴィーガン・スプレッダブル」もあります。原材料は同じで、配合を違えて軟らかいスプレット状にしているようです。

有機菜種油、有機ココナッツオイル、有機シアバター、有機アーモンドバター、食塩、有機キャロットジュース、有機レモンジュース / 乳化剤(ひまわりレシチン)、香料

値段は同じだったので、私的にはヴィーガンブロックの方が推しです。

ブロックタイプでも本物のバターほど硬くないので、塗り心地はマーガリンな感じで、パンに塗ることができます。

私の周りのヴィーガンさんは、常温で固形化したココナッツオイルを塗って食べている人が多いので、それよりははるかに塗りやすい。これはプレゼントすると喜ばれそうです。

今回は阿里山カフェで購入しましたが、ビオセボンこだわりやなどの、オーガニックショップで売っています。余談ですが当日、アリサン創業者のジャックさんがカフェのドアを、トントンカンカン修繕していました。その姿に、真のオーガニックを見た気がします。ありがとう、ジャック!(知り合いじゃないけど)