雑感 contents

気づいたこと

耳で聞くってすごいかも

嫌いな人を消す方法

判断するということ

わがままと我慢

人は仲良くしなくてもいい

サティ(気づき)とは?

人はなぜ苦しみ、悩むのか

思考は手放すのではなく有効に使う

パスカルの「考える葦」とブッダのシンクロ

生死について

死んだらどうなるのか

生きるって何?

感情

怒りのコントロール

人はなぜ嫉妬するのか?

後悔していませんか?

物惜しみ・ケチ

感情はコントロールしなくていい

食について

ヴィーガン・バターを食べてみました。

瞑想と食べ物の関係

夕食を食べない利点

肉食について

五戒

言葉の暴力

虫を殺さないで捕まえる方法

瞑想

瞑想とレム睡眠

朝晩1時間ずつの瞑想習慣

自然治癒力

捻挫の治し方

四十肩・五十肩を治す

膀胱炎を治す

ちょっぴり社会貢献

ニュージーランドの瞑想センター救済

ハチドリのひとしずく

最近、『ハチドリのひとしずく』という南米の寓話を偶然知りました。

きっとご存じの方も多いと思うのですが、南米アンデス山地の先住民・ケチュア族に伝わる寓話だそうです。寓話は短く、こんなお話です。

ハチドリのしずく

ある日、山火事が起こりました。

動物たちはみな、命からがら逃げ出し、
燃え盛る炎を前に立ち尽くして、恐怖と悲しみの中、炎を見ていました。

そんな動物たちの頭上で、一羽のハチドリが何度も何度も炎に向かって飛んでいました。
動物たちは、ハチドリに何をしているのかと尋ねました。

「火を消すための水を汲みに、湖まで飛んでいるんです」

動物たちは笑いながらハチドリに言いました。
「そんな水滴じゃ、この火は消せないよ!」

ハチドリは
「私は自分ができることをしているだけです」と答えましたとさ。

***

短いお話ですが、いまの私には深く心に刺さりました。あぁ、ハチドリよー

自分の外側で起きていることの激しさに直面した時、自分の力ではどうにもならないと感じて、手も足も出せずに、ただ見るだけの動物たちの姿が、自分の姿に重なりました。

ハチドリの行動は、シンプルで力強いですね。どうすべきかとか、他者が何をしているかは眼中になく、自分が運ぶ一滴の水で火が消えるかどうかの判断もせず、ただ、今、自分ができることを精一杯するだけ。あー、それでいいんだ。それしかないんだ。

今いる場所で、いま与えられているものを用いて、ベストを尽くす。

短いですが、以上です。